■■スリングの賛否両論について■■
そもそも、スリングの原型は太古の昔から
世界の様々な地域で使われてきました。
日本では2001年頃から、育児雑誌などを中心に広がりだしました。
NHKのすくすくでも取り上げられたりしました。
しかし、それに対して「待った!」と莫大な広告費を使って宣伝しているのが
ベビー用品メーカーの某A社です。
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「赤ちゃんは平らなベッドに乗せないと「酸素飽和度」が低下して危険です」
「日本人は背骨の作りが世界の他の赤ちゃんに比べ細かいつなぎ目なので
背中が丸くなるスリングはダメ!」
「羊水があって浮かんでいるから丸くなるのは大丈夫なのであって
羊水がない外では持ってのほか!」
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等です。
他にも「スリング」はおススメしない!という人は教育関係者などには
依然として多いですし、読者の方を含め、私が接客したお客様の中にも
「背中が丸くなるスリングには抵抗がある」
という人は多いです。
しかし、某A社さんの(どこかはバレバレかと思いますが・笑)
「赤ちゃんは平らなベッドに乗せないと「酸素飽和度」が低下して危険です」
の見解に対して、
スリング販売のメーカー「北極しろくま堂」さんでは
実際に本当に酸素飽和度が低下するのか実験をされたそうです。
その結果としては、ベッドでもスリングでも酸素飽和度に変わりはないようです。
又、産婦人科などの病院などでも「スリング」を推奨する所も
あるようですし、
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「赤ちゃんの姿勢が丸くなっている方が大人になったときに背骨が
(横から見ると)きれいなS字カーブを描くようにするため、良い」
「赤ちゃんの頃から平らなところに寝かされ続けていると、
背骨がまっすぐに近くなり、将来の肩こりや腰痛を促してしまう」
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という意見もあります。
『え!ホントはどっちなの?!』
と賛否両論なのが「スリング」なのです。
■■スリングに対する私の見解■■
以上のように賛否両輪があるスリングですが、読者の方には
「ホントの所はどっちなの?!」と不安に思われる方も多いかと思います。
で、私のスリングに関する見解ですが、双方の意見は私から見ると
それぞれ誇張表現されている面はあると思います。
全ての赤ちゃんがそういう症状になるとは限らないですし。
なので、少し差し引いて考えた方がいいと思います。
結論を言えば、どっちが赤ちゃんの為にいいかは決めつけられないです。
「どっちかよくてどっちがダメ!」と決めつける必要はない、
メリットデメリットを考えてそれぞれのご家庭で取り入れるのが一番と
思います。
ちなみに、私の中では【出産育児用品の3大どっち】があります。
それは、
「『母乳』or『ミルク』」
「『布オムツ』or『紙オムツ』」
そして、「『スリング』or『板入りの背中がまっすぐになる横抱っこ紐』」
の3つです。
どれも、賛否両論というか、いい点悪い点もあって
どっちにしようかママが悩むことが多いという意味です。
他では、ご意見のメールは頂いたことはないですが
唯一、ご意見を頂いたのは、この2つのテーマの時
でしたし、特に『母乳』に関しては、今までで一番反響が
大きかったです。
で、自分の中での答えがあるのですが、それは
「どっちかでないとダメ!ということはなく
どちらもいい所を上手く適度に活用する」
ということ。でも、決して答えから逃げているわけではないです。
特に抱っこ紐に関しては、先になってもっと検証されないことには
どっちが本当に正しいかは分かりませんし
(私にも分かりません)
それぞれ生活環境が違う中で、全ての人にそれを当てはめることは
出来ないと思います。
それに第一
「これを使ってていいのかな??』と思い詰めながら使うのは
ママが不安だとベビーも不安が伝わりますし、
双方の精神衛生上よくないと思います。
それより私がスリングに関して、問題と思うことが数点あります。
それらについてお話します。
■■スリングの問題点 1.誤った使用法■■
うちの店には沢山のお客様がご来店されますが
職業上、抱っこ紐やベビーカーを何を使われているかとか
見てしまう癖がありまして(^^;)
で、お客様の中には私から見てスリングを明らかに間違ったつけかたで
されている方が意外と多いんです。
スリングのつける位置がまず間違っている方が多いです。
ひどい人はおへその下ぐらいまでベビーが来ていて、
しかも「V」字になっているんですね。
横抱きの場合は、ほぼ水平〜超なだらなおわん型になるように
調節するのですが、まるでスキージャンプの直滑降の「V」なんです^^;
後は、歩いている時に片手を添えないので、ハンモックのように
ぶらぶら揺らして歩かれているのですね。赤ちゃんが落ちないかヒヤヒヤです。
で、それを見たプレママさんが
「折れ曲がっている感じがして、スリングはちょっと。。。」
と4WAYの板入り背中まっすぐ横抱っこを選ばれる方は
多いような気はします(^^;)
ただ、実際に正しいつけかたをすれば、怖くはないですし
背中が極端に丸くなることは無いです。
なので、スリングを使うこと自体は私は有りかなと思います。
要は正しく使えば問題ないかなと思います。
■■スリングの問題点 2.抱き方の非統一さ、安全面のこと■■
日本では歴史が浅いこともあり、作っているメーカーによって
推奨している抱き方や使い方が微妙に違います。
新生児の時に抱っこの方法でも、「横抱き」「寄り添い抱き」
などを推奨しているところ所がほとんどですが
股関節脱臼防止の為に「コアラ抱っこ」をいう方法を
推奨しているメーカーさんもあります。
しかし統一されてないので何もかも初めてのママには
戸惑うことが多いのではないかなと思います。
また、そして自分で作られる分、作っているメーカーが多くて
安全基準がない、または安全面や使用方法に関するフォローも
不十分な物も多いような気はします。
一応、人間を乗せるものですから、安全度は重要と思います。
他の種類の抱っこ紐は安全基準が決まっていたりしますが
スリングに関しては、まだまだだ不明確な物はあると思います。
もちろん、きちんと安全基準のマークがあったり耐久試験を
行っている所もありますが、
その辺を全ての物においてもうちょっと統一させることは、
いずれ必要ではないかなと思います。
賛否両論あるスリングですが、本当に正しい抱き方や安全面なども含め
これからまだまだ発展途上するタイプかな、とLICA的には思います。
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しかし、スリングも使い方や、コツをつかめばいい点もあります!
それに関しては次のページをご覧下さいね。
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